こうしたお悩みを解決していきます。
これまでは地方就活生のフォローのために活用されることが多かったWeb面接。
2020年4月現在、新型肺炎の感染拡大を受けて、多くの企業がWeb面接対応にシフト。
そこで今回は、企業も就活生もお互いが不慣れな部分を残すWeb面接について、21卒のWebエンジニア内定者の立場で徹底解説します。
この記事を読めば、Web面接への不安や疑問が解消でき、安心してWeb面接に臨むことができるようになります。
本記事の内容
- Web面接の流れ
- Web面接でよく聞かれる質問
- Web面接におすすめの場所
- Web面接の注意点
Web面接(オンライン面接)について
Web面接(オンライン面接)とは
インターネットを活用した面接で、遠方にいながら面接をすることが可能。
これまでWeb面接は基本的に、地方就活生をフォローするために実施されるケースが多かったです。
しかし現在(2020年4月)、新型コロナウイルス肺炎の感染拡大の影響により、多くの企業がWeb面接対応となりつつあります。
Web面接で利用されるツール
Zoom(ズーム)
私が受けた5社のうち、4社のWeb面接で使われたのが「Zoom(ズーム)」です。
14回Web面接を受け、そのうち10回「Zoom」が使われました。
最近は新型コロナ肺炎の影響もあり、急速に普及し始めています。
使い方は後述しますが、多くの企業が採用しているオンライン会議ツールではないでしょうか。
Whereby(ウェアバイ)
私が受けた企業にも、1社だけ「Whereby(ウェアバイ)」を活用していました。
機能は「Zoom(ズーム)」とほとんど変わりません。
Skype(スカイプ)
一番有名なオンライン会議ツールといえば「Skype(スカイプ)」。
ただし採用面接でスカイプを使っている企業は、そこまで多くない印象です。
「Zoom」や「Whereby」と違い、「Skype」は使うためのアカウント登録が必要なので、スカイプをやっていない人にとっては少々手間かもしれません。
Web面接の流れ
Zoom(ズーム)
Zoom(ズーム)を使ったWeb面接の流れは以下の通りです。
- トークルームにアクセスするURLを企業から受け取る
- 面接5分前にアクセスして待機
- 面接開始
ほとんどの場合、企業側があらかじめ面接用のトークルームを用意しています。
なので就活生は事前にメールで送られてくるURLに当日アクセスするだけで面接を始められます。
こういう感じでメールが届きます。
Whereby(ウェアバイ)
Whereby(ウェアバイ)を使ったWeb面接の流れはこんな感じ。
- トークルームにアクセスするURLを受け取る
- 面接5分前にアクセスして待機
- 面接開始
Zoom(ズーム)と全く同じ要領です。
Skype(スカイプ)
Skype(スカイプ)を使ったWeb面接の流れはこんな感じ。
- Skype(スカイプ)をインストール
- アカウント設定(トプ画は大事)
- マイクの音声チェック
- カメラの映像チェック
わたし自身はSkypeを使うことがなかったので、詳しい流れは以下の記事を参考にしてみてください。
>>「スカイプ面接に必要なものや流れ」
Web面接でよく聞かれること
気になる質問内容はこんな感じ。
一般的な質問
- 志望動機・企業選びの軸
- 学生時代に頑張ったこと
- 長所や短所
- 入社後のビジョン
Webエンジニア特有の質問
- これまで学習した言語について
- 今勉強している言語
- 成長するためにしていること
- ポートフォリオについての言及
- 注目している言語
Web面接だからといって、特別変わった質問はありません。
しっかり「自分の言葉」で話せるように準備して臨みましょう。
Web面接の場所
Web面接の場所を探すときのポイントは以下の3つ。
- 静かな環境
- ネット環境に問題がない
- プライバシーを確保できる
以上をふまえ、わたしが実際に使った場所と併せて、おすすめの場所を紹介します。
Web面接におすすめの場所
自宅
もっともおすすめなのは自宅です。
プライバシーが確保でき、ネット環境も整っていて周りの音がうるさいという心配も少ないでしょう。
とはいえ自宅が静かな環境でなかったり、家族に聞かれたくない人もいると思います。
そういう人には、以下のような場所がおすすめです。
ホテル
少しコストはかかりますが、ホテルの個室ならWi-Fiが使えてプライバシーもしっかり確保できます。
なるべく安く済ませるなら、デイユース(日帰りプラン)を利用するとお得。
ネットカフェ
ネットカフェもWi-Fi環境が整っていて、個室ならプライバシーも確保できるのでおすすめ。
一方で壁が薄く、となりの話し声が聞こえるところもあるので、口コミ等であらかじめ確認しておきましょう!
自分のPCがない人は、ネカフェのPCを使えば問題ありません。
わたしがよく利用していたのは新宿・歌舞伎町にある「グランカスタマカフェ」。
平日利用料金が安く、平日はすごい混雑しているわけでもないので便利でした。
ネットカフェの照明はうす暗い場合が多いので、部屋の明るさなどは事前にHPでチェックしておきましょう。
Web面接では避けたほうがいい場所
カフェ・ファミレス
スタバやドトールでやろうと思っている人もいるかもしれません。
しかしWeb面接では企業に関する込み入った話も多くあります。
そのためプライバシーが確保されない空間や、第三者に聞かれる可能性のある環境は好ましくありません。
そもそも店内での長時間通話が禁止されている店舗もあるので注意が必要です。
大学
とにかく人が多い大学構内では、周囲の音がうるさくて集中できない場合があります。
騒がしい場所だと面接官の印象も良くないので、できれば大学もオススメはしません。
一方でオンラインチャットルームが設備されている大学であれば、そういうスペースを使うのはアリですね!
Web面接の服装
基本的に企業側から指定されるので、それに合わせた服装にすれば大丈夫。
とはいえ中には、「私服も可」みたいに意図が読みにくい、いやな言い回しをしてくる場合もありますよね笑
対面だと他の就活生もいる手前、
と非常に悩みますが、Web面接なら自分と面接官だけしかいないので、周りを気にする必要がありません。
よってWeb面接であれば、下手に裏を読もうとせず、書かれた通りの服装にすれば大丈夫。
実際のメール
Web面接における持ち物というのは、「手元に用意しておいてね」という意味合いです。
Web面接の事前確認・注意点
Web面接を受ける前に確認することや、注意点がいくつかあります。
- ネット環境を確認する
- PCのマイクが正常に機能するか確認する
- 周囲の環境がうるさくないかチェック
- 背景が雑多としていないか
1:ネット環境を確認する
Web面接でもっとも多いトラブルが「ネット回線が切れてつながらなくなった」です。
面接中にネットが切れるのは悲惨すぎるので、そうならないようにWi-Fiの強さやネット接続環境を必ず確認しましょう。
万が一途中で切断されて復旧しなかったら、すぐ会社に電話して担当者から指示を仰ぎましょう。
2:PCのマイクが正常に機能するか確認する
これも頻繁にあるトラブルで、「いざ面接が始まったらマイクが機能しなくて、こっちの話が伝えられない」なんてことも。
ネット回線が切れるのは不可抗力な部分もありますが、本番でマイクやイヤホンが機能しないのは、完全に確認不足と見なされます。
そうなれば面接官からの印象は最悪…。
こんなことで不合格になるのはもったいなすぎるので、自分の使うPCのスペックや機能を必ず事前にテストしておいてください。
最近のPCはマイク内蔵型がほとんどですが、万が一ない場合はイヤホンやヘッドホンを用意しましょう。
Macユーザーなら、iPhone付属のイヤホンマイクがそのまま使えます。
3:周囲の環境がうるさくないかチェック
Web面接中は、周囲の音がなるべく入らないようにしたいところです。
- 人々の話し声
- 工事や電車といった生活騒
こうした音がなるべく入らない場所を選びましょう。
4:背景が雑多としていないか
特に自宅でWeb面接を受ける人は、背景がごちゃごちゃしていないか確認してください。
洋服がたくさんかかっていたり、物が散乱している光景が映り込むのは、あまり気持ちのいいものではありません。
ベストは「壁だけ」!
「Zoom」なら、背景を自分の好きな写真に設定することができます。
マイナビ転職の動画でも、ユニークに分かりやすく解説されているので、ぜひチェックしてください。
マイナビ転職のYouTubeチャンネル
まとめ:Web面接が成功するかは準備段階で決まる
ここまでお話ししたWeb面接の注意点やポイントをまとめます。
- スマホではなくパソコンを使う
- マイクやカメラが機能するか事前に確認する
- ネット環境が良くて静かな場所で受ける
- 質問内容は対面と変わらな
Web面接で起きるトラブルの多くは、しっかり事前準備をしたり、情報を集めていれば避けられることも多いです。
当日に落ち着いて面接が受けられるよう、準備は抜かりなくしておきましょう。