・大学生がiPadを持つメリット・デメリットを知りたい
・そもそも大学生にiPad必要?
こうしたお悩みなどを解決します。
私は大学1年生から社会人になる現在まで6年間iPadを使い続けているヘビーユーザーです。
そんな私が、これまで使い続けて感じた「メリット・デメリット」を洗いざらい解説していきます。
ちなみに…
「なんとなくかっこいいから」という理由だけで買うのは、ちょっと待った!
どんなガジェットにも言えることですが、買う前に必ず「自分はどんな機能を使いたいのか」を明確にしましょう。
この記事を読んだ人が、「本当に自分にiPadが必要なのかどうか」を考える手助けになれば幸いです。
iPadで授業ノートを書くメリット
まずは大学4年間を通して使い続けて、よかったと思う点について。
- 全ての講義ノートを一括管理できる
- ノート不足やインク切れの心配がない
- 効率的にノートがとれる
- ネットの画像やデータをコピペできる
- PDFファイルに直接書き込み可能
- 荷物が減るため、ファッションの自由度が上がる
全ての講義ノートを一括管理できる
iPad一つあれば、全ての授業ノートを管理できます。
何冊もノートを持ち運ぶ必要がなく、ノート忘れの心配もありません。
講義中に配られるレジュメやPDFデータを、そのままデータ化してノートに挿入することもできます。
ノート不足やインク切れの心配がない
使えるページは無限なので、ノートがいっぱいになることも、ルーズリーフが尽きる心配もありません。
しかも書き直しやページの追加削除も自由自在なので、贅沢にスペースを活用できます。
紙のノートだったらもったいなくてできない大胆な使い方も。
筆記用具もApple Pencilなのでインク切れの心配がなく、ペンを買い換える必要がありません。
Apple Pencilは充電式なので、充電はこまめにしましょう。
効率的にノートがとれる
すごい早さで進む講義だと、板書をとるのに精一杯だったりしますよね。
いちいちペンを持ち替えたり、消しゴムに持ち直したり…。
iPadだとそうした作業を一切省き、Apple Pencilと「GoodNote5」で全てが完結します。
「GoodNote5」はiPadで講義ノートを取っている人なら、ほぼみんなが使っているであろうアプリ。
GoodNotes 5
Time Base Technology Limited¥980posted withアプリーチ
GoodNote5の特徴
- PDFに直接書き込みできる
- 直線や図形がきれいに書ける
- 色ペンやマーカーが使いやすい
- ノートに表紙とタイトルをつけられる
- 書いたものをまとめてスワイプ移動できる
こうした便利機能がたくさんあるので、授業ノートが時短で効率よく書けます。
ネットの画像やデータをコピペできる
講義ノートの補足としてネットで調べたデータや画像を、そのままコピペできます。
いちいち手書きで書き写す必要はありません。
あとで講義ノートを振り返るときに、ネットで見つけたグラフデータや画像があると復習がはかどりますよね!
PDFファイルに直接書き込み可能
講義で配られたレジュメや、レポートに必要な資料類をPDFデータとして保存できます。
しかもGoodNoteを使えば、直接PDFファイルに書き込みができる優れもの。
PDF資料をわざわざ印刷する必要が無くなります。
また私の場合は英語の勉強をするときに、BBCなどのネット記事に直接書き込みができたらいいなと思うことがあるのですが、そういう時は記事ページをPDF保存して、GoodNoteに落とすことでそれが実現します。
荷物が減るため、ファッションの自由度が上がる
これは講義や学習効率とは直接関係ありませんが、荷物が減ることでファッションの選択肢が増えました。
教科書やノート(ルーズリーフ)、参考資料やレジュメを持ち運ぶとなると、まあまあな荷物になるため、基本的にはリュックで通学する機会が多くなります。
しかし服装によってはリュックよりもショルダーバックやトートバックの方が合う時もありますよね。
私自身もよくあることですが、
みたいなことも、荷物が減ることで着られる服の選択肢が増えますよね。
そうした意味でもiPadは身軽にしてくれるので、結果的に良かった点として一応挙げさせていただきます。
iPadで授業ノートを書くデメリット
色々と便利なiPadですが、大学4年間で使い続けてみて「これは悪いなあ」と感じた点もあります。
- 初期費用が高い
- 充電がなくなったら詰む
- 目が疲れやすくなる
- テストに持ち込みできない場合がある
- 他のアプリが目につき集中できない
では一つずつ解説していきます。
初期費用が高い
これはどうしようもありませんが、お金がかかります。
少なくともこのくらいの出費は考えておかなければいけません。
- iPad本体(必須)
- Apple Pencil(必須)
- 保護フィルム
- iPadケース
私が初めて買ったのは「9,7インチiPad Pro(2016年発売)」でしたが、つい先日「iPad ProとApple Pencil」をまとめて新しく買い換えました。
新しく買い換えでかかった費用は103,780円。
学生価格で買ったとはいえ、そう簡単に出せる金額ではありません。
一応私が先日買い換えたiPad ProとApple Pencilの概要だけまとめておきますね。
11インチ iPad Pro
商品名 | 11インチiPad Pro(第2世代) |
発売年 | 2020年 |
価格 | 93,280円(税込) |
容量 | 128GB |
モデル | Wi-Fiモデル |
私は学生なので「学生・教職員向け価格」の87,780円(税込)で購入しました。
Apple Pencil
商品名 | Apple Pencil(第2世代) |
発売年 | 2018年 |
価格 | 15,950円(税込) |
対応モデル | 12.9インチiPad Pro(第3,4世代) 11インチiPad Pro(第1,2世代) |
※第3世代はまだ発表されていません(2023年5月現在)
充電がなくなったら詰む
充電がなかったらiPadは、ただの鉄やらアルミやらのかたまり。
万が一充電を忘れると、その日1日の授業がすべて詰みます。
バッテリーの保ち時間はあくまで私の肌感ですが、朝に100%であれば夜までもちます。
普段大学では
- 講義ノートをとる
- 研究資料のデータ集め
- 資料閲覧
くらいしか使わないので、そこまでバッテリーの減りは気になりません。
ただ「Procreate」などのペインティングソフトを使っているときは、充電の減りが少し早いかなという印象ですね。
目が疲れやすくなる
iPadを使っていると、どうしてもブルーライトを浴び続けることになります。
ブルーライトは浴びすぎると人体に悪影響を及ぼすという研究発表も。
- ドライアイ
- 眼精疲労
- 視界のぼやけ
- 加齢黄斑変性症
など
どこまで悪影響を及ぼすのか、確証のない部分も多いですが、少なからずの影響はありそうなので気休め程度でも対策しておくに越したことはありません。
ブルーライトカットメガネやフィルムを使って、しっかり自分の目を守りましょう。
本当に効果あるの?J!NSのブルーライトカットメガネを使い続けた感想
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テストに持ち込みできない場合がある
講義ノートやレジュメが持ち込み可能なテストでも、iPadだと禁止されている場合が多いです。
なので持ち込むためには、わざわざプリントアウトする手間がかかるのが難点。
私の受けた講義はそもそも持ち込み可能なテストがほぼなかったので、特に困りませんでしたが…。
他のアプリが目につき集中できない
iPhoneを持っている人だとiPadと同期できるため、LINEやTwitterも全部丸々インストールされます。
初期の私のiPadラインナップ
ノート取っているときにLINEの通知がきたら気が散ってしょうがないので、SNSの通知は切りましょう。
あるいはSNSやゲームアプリ自体を、iPadには一切入れないのも非常に効果です。
結局大学生がiPadってどうなのか?
結論を言うと、私は使い続けて大正解だったと思っています。
特に恩恵を感じているのは、
- 荷物が少なくて済む
- 膨大なレジュメや講義ノートを一括管理できる
- ノートを書く効率が上がった
- レポート課題が捗るようになった
こうした点。
全ての資料データがiPadに入っていることで、レポートを書くときに「いつでも手元に置いて参照できる」のは本当に助かっています。
当然ですがiPadは高い買い物なので、気軽に買えるものではありません。
買って失敗しないためにも、
- iPadを使って自分が何をしたいのか
- どんな機能を活用したいのか
- 予算はいくらにしようか
- AirとProどちらが自分にとっていいのか
などをしっかり検討した上で、良い買い物をしてください!
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