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プログラミングの独学が挫折してしまう4つの理由【90%近くが挫折する?】

2020年6月14日

プログラミングの独学が挫折してしまう4つの理由【90%近くが挫折する?】
プログラミング独学でも大丈夫か不安…。なんで独学だと挫折するのか、要因を知りたい

今回はこうしたお悩みを解決していきます。

 

本記事の内容

  • プログラミングの独学が挫折する4つの理由
  • 挫折せずに学習を続ける方法

 

まず先にいうと、独学でもWebエンジニアになることは可能です。

 

ただしエンジニアといってもその幅は広く、独学は決して簡単な道のりではなく、多くの人が挫折しているのが現実

 

そこで今回は独学がなぜ挫折しやすいのか、挫折しないための方法も含めて解説していきます。

筆者について

  • 21卒のド文系新卒エンジニア
  • 独学でプログラミングを学ぶ
  • 某メガベンチャーに就職

独学で挫折する4つの理由

プログラミングの独学が挫折する主な理由は、次の4つです。

  1. ゴールが分からない
  2. エラーを解消できない
  3. モチベーションが続かない
  4. 質問できる人や環境がない

それでは順番に解説します。

 

ゴールが分からない

ゴールが分からない

この悩みは「プログラミングを勉強すること」を目的にしてしまっている人に顕著。

 

プログラミングはあくまで手段であり、「プログラミングを学んで何がしたいのか」を明確にしないとゴールが定まりません。

 

例えば、

  • TwitterみたいなSNSサービス開発がしたい
  • メルカリのようなWebアプリを作りたい
  • IT企業でキャリアを積んでPMエンジニアになりたい

などなど、なるべく具体的な目標設定がベスト。

 

目標設定を明確にすることで、自分が学ぶ必要のある言語も見えてきます。

 

ぼくの目標の一つは「自作のWordPressテーマを作ること」だったので、最初にPHPを学習しました。
らく

 

ゴールを決めずに学習するのは、志望校を決めずに受験勉強するようなもの。

 

エラーを解消できない

プログラミング学習はエラーとの戦い。

Webエンジニアに欠かせない力の一つは、「エラーの原因を特定して適切に解消する対処力」です。

 

エラーが出た時にどれだけググっても、自分と全く同じエラーについて記載されていることはあまりありません

見つかるとしても「似ているエラー」がせいぜいいいところ!
らく

 

つまり「似ているエラーの対処策」を参考にして、自分に起きているエラーに応用していく必要があります。

なので自分で仮説・検証ができないとプログラミング学習はかなりハード

 

エラーが解消できず、そのままプログラミング学習を諦めてしまう人も少なくないのが惜しい限りです。

 

RubyやJavaScriptなどのメジャーな言語に比べて、PHPは日本語の情報が意外と少ない。

 

モチベーションが続かない

挫折する人のほぼ全員に当てはまるであろう要因。

 

  • エラーが解消できない
  • 基礎学習のあとに何を勉強すべきか分からない
  • ゴールが見えてこない・あいまい

こうしたことが重なると、モチベーションは一気に下がります。

1週間もプログラミングに触れなければ、もう戻る気力がなくなってしまう…。

 

このパターンで挫折した人は、ぼくの周りでもたくさんいました…。
らく

 

質問できる人や環境がない

これもかなり多くの人が挫折する要因です。

 

プログラミングの正解は一つではありません

プログラミング学習をしていたら、どうしても分からないことやつまづくことは数え切れないほどあります。

 

例えばPHPでデータベース接続をする場合なら、「手続き型」と「オブジェクト型」の2パターンがあります。

さらに「オブジェクト型」の中でも「mysqli」や「PDO」などの記述パターンがある(現在はPDOが主流)。

 

だからこそ、自力で解決できないことを質問できる環境がないと挫折してしまいます。

 

teratail(テラテイル)」などのITエンジニア特化型質問サイトをフル活用して、いつでも質問できる環境を確保しておきましょう。

 

 

挫折せず学習を継続するための方法

Method

  1. 基本を学ぶ
  2. ホームページやWebサービスを自分で制作する
  3. リアルイベントに参加する

 

基本を学ぶ

まずは基本をしっかり理解することを目指しましょう。

 

以下の学習サイクルを基本とするのがおすすめです。

  1. 教材でインプット
  2. 学んだことを活用して実際に開発する
  3. 開発中に分からないことは調べて試す
  4. つまずいた部分は教材で再度インプット

 

具体例をあげると…、

  1. Progate,UdemyでPHPをインプット
  2. VScodeやMAMPを使って簡単なWebサービス開発
  3. 分からないことをググったり、「teratail」で質問
  4. Udemyや書籍をもう一度復習する

こんな感じ。

 

挫折する人の多くは、ひたすら①を続けているから先へ進めずモチベーションが下がります

 

実際に手を動かす」ことこそが、プログラミング学習の基本です。

 

ホームページやWebサービスを自分で制作する

ホームページやWebサービスを自分で制作する

プログラミングは実際に、自分でサービスやWebページを作らないと絶対に上達しません。

 

Progateを何百周するよりも、自力で1回Webサービスを作る方が確実に進歩します

 

最初はたくさん調べながら見よう見まねで作業することになりますが、むしろそれが当たり前!

いきなりエラーも出さずにスムーズに開発できる人なんていません。

 

自分で試行錯誤し、真っさらなページから作り上げていく”過程”の積み重ねが自分を成長させます。

 

リアルイベントに参加する

リアルイベントに参加する

勉強会や講演会、ハッカソンなどWebエンジニア向けのイベントが定期的に開催されています。

 

リアルイベントの開催情報は以下のサイトで調べられます。

 

基本的に申し込めばだれでも参加できるイベントが多いので、そういう場で情報を仕入れたり、他のエンジニアと関わるのも大切です。

 

 

プログラミング学習の独学が挫折する理由|まとめ

まとめ

今回はプログラミング学習の独学が挫折する4つの理由を解説しました。

  1. ゴールが分からない
  2. エラーを解消できない
  3. モチベーションが続かない
  4. 質問できる人や環境がない

 

独学でWebエンジニアになることは可能です。

しかしプログラミングスクールに通っている人よりもハードなのは間違いありません。

 

しっかり目的意識を持って自走できる人なら独学でも問題ないですが、自分を律しながら継続していく自信のない人はスクール通いも検討した方がいいでしょう。

 

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