今回はこんな疑問を解消していきます。
ブルーライトってなに?
エネルギーの強い可視光線の一つで、浴び続けると目の疲れや黄斑変性の原因になると考えられている。
…が、確実な医学的根拠がまだないため、曖昧な部分も多い。
「一般社団法人 町田市医師会」HP参照
(ブルーライトって聞くと「ブルーライトヨコハマ」が思い浮かぶのはぼくだけ…?)
筆者について
- ブロガー&Webエンジニア大学生
- 毎日長時間PCで作業してブルーライトのシャワーを浴びている
こんなぼくがブルーライトカットメガネを着け始めたら、どれだけ効果があったのか解説していきます。
ブルーライトカットメガネを使った効果
まずは2ヶ月ほど使い続けて実感できた効果をご紹介します。
目が疲れにくくなった
ぼくは毎日朝から10時間以上PCに向かうのが習慣で、昼にはすでに目がシバシバしたり、眼精疲労をよく感じていました。
しかしブルーライトカットメガネを着け始めて以降、体感として目の疲れ具合がかなり改善されています。
肩こりがなくなった
これはわずかな変化ですが、肩こりはここしばらく感じていません。
おそらく姿勢の問題もあったと思いますが、眼精疲労が軽減されたおかげかも。
とはいえ微々たる効果なので、肩こり解消はそこまで期待しないほうがいいでしょう笑
ブルーライトカットメガネの注意点
ブルーライトカットメガネには使うにあたって、次のような注意点もあります。
- ブルーライトが目に悪いという医学的根拠が弱い
- 視力の低下を完全に防ぐことはできない
- 見え方のちがいで逆に疲れる可能性がある
ブルーライトが目に悪いという医学的根拠が弱い
「ブルーライトを浴びすぎると目に悪い」という定説を裏付ける確固たる医学的根拠は、実はまだありません。
ブルーライトと人体への悪影響やその因果関係にはさまざまな意見が飛び交っている段階なので、一つの意見を鵜呑みにするのは避けましょう。
視力の低下を完全に防ぐことはできない
ブルーライトカットメガネをしていても、目を酷使し続ければ視力は確実に落ちます。
ブルーライトをカットすることと視力低下を抑えるための対策は、別のものとしてそれぞれ取り組みましょう。
- 1時間ごとに10分の休憩を入れる
- ホットアイマスクなどで目を温める
- 目を画面に近づけすぎない
- 暗い部屋でPC作業しない
…など
見え方のちがいで逆に疲れる可能性がある
ブルーライトカット率40%のメガネだと、パッと見でも分かるくらいの彩度でレンズに色がついています。
そのため普段とPC画面の見え方がちがうことに違和感を感じて、逆に疲れる可能性も。
ぼくは1時間くらい着けていてすぐ慣れましたが、個人差はあるので少し念頭に置くといいでしょう。
ブルーライトカットメガネの選び方
ブルーライトカットメガネを選ぶポイントは、次の2つを基準にするのがおすすめ。
- 用途に合わせて選ぶ
- レンズタイプで選ぶ
用途に合わせて選ぶ
ブルーライトカットメガネにはいくつか種類があるので、自分の用途に合わせて選びましょう。
おすすめのカット率 | 主な用途 |
25% | 日常使いがメイン |
40% | 長時間のPC作業 |
25%カット率
そこまで長時間PCに向かうことはなくて、日常使いもしたい人におすすめ。
クリアなレンズで、傍目から見てもブルーライトカットメガネだと気づきにくいです。
40%カット率
ブロガーやWeb系の仕事をしている人など、長時間PCで作業する人におすすめ。
裸眼に比べて、目の疲れを軽減することができます。
レンズタイプで選ぶ
ブルーライトカットメガネのレンズには、次の2種類あります。
- カラータイプ
- コーディングタイプ
カラータイプ
ブルーライトカット率 | 高い |
レンズの色 | 薄茶や紺色など |
特徴
レンズに色がついていてブルーライトのカット率が高いです。
一方でカラーレンズゆえに日常の生活シーンでは使いづらいので、PCで作業するとき限定で着用するような形になります。
コーディングタイプ
ブルーライトカット率 | 低い |
レンズの色 | 透明 |
特徴
レンズが透明なため、日常生活で使っていても違和感がほぼありません。
一方で光を反射するため、日光や眩しい光が当たるとチカチカしたり、白っぽく見えて気になる可能性もあります。
必ず店頭で試着してから購入を
自分に合いそうなメガネがある程度決まったら、実際に店頭で試着しましょう。
>>「J!NS公式サイト」
>>「Zoff公式サイト」
実際に着けてみないと、色の見え方やフィット感などは分かりません。
例えばJ!NSのブルーライトカットメガネは25%カット・40%カット共に5,000円(税別)するので、決して安くはないですよね。
せっかく買うなら誰だって失敗はしたくないもの…。
まとめ|目はしっかり休めて作業すること
ブルーライトが目に及ぼす悪影響については、まだ分かっていないことも多いです。
その一方で、目の疲れを軽減できることは確かなので、長時間の作業による眼精疲労に悩む人は、使ってみる価値は大いにあります。