・アドセンス狩りの対策方法を知りたい
・不正クリックを見抜く方法を知りたい
こうしたお悩みをを解消していきます。
本記事の内容
- アドセンス狩りとは何か
- Googleがどうやって不正クリックを判断しているのか
- アドセンス狩りの対策方法5つ
- ページCTRが異常に高くなった時の対処法
何も対策をしないままアドセンス広告を貼っているのは、とても危険です。
不正クリックの被害にあい、不利益を食らう前に対策をすることが必須。
そこで今回は、ブロガーの天敵ともいえるアドセンス狩り被害に遭わないための対策を解説していきます。
備えあれば憂いなし、対策がまだの人は直ちにしましょう!
アドセンス狩りとは?
アドセンス狩り:
他人のサイトのアドセンス広告をわざとクリック連打して、広告配信を停止させようとする嫌がらせのこと。
近年Googleは、アドセンス広告に対する不正クリックをより厳しく対処するように。
特にブロガー自ら不正クリックを繰り返してアドセンス収益を上げようとすると、確実に広告停止されてしまいます。
ブログで収益を上げている人からすれば、とてつもない迷惑行為に他なりません。
Googleはどのように不正クリックを判断しているの?
一般的にアドセンス広告のクリック率は、100〜200PVで1〜2回の割合と言われています。
それが100PVで10~30回もクリックされていたとしたら明らかに不自然なため、Googleに
と疑われ、最終的に不正アカウントと見なされ広告を停止される可能性があるのです。
最近では不正クリックされてもGoogleが自動検知して、不正クリックは除外してくれます。
しかし絶対という保障はなく、運営者が自分できちんとパトロールしていることが前提。
一度アカウント停止処分になると、復活させるまでにかなりの手間がかかるので、これは何としても避けたい事案。
アドセンス狩りをする意味って?
と思いませんか?
結論言うと、全くありません。
ただ嫌がらせがしたいという、何ともタチが悪い話なのです。
初心者ブロガーは狙われやすい
恐ろしいことに初心者ブロガーは、アドセンス狩りの格好の餌食です。
というのもブログ運営を始めたばかりで、
と、喜んでいる初心者は、アドセンス狩りの対策をしていないことが多く、敵からすれば狙いやすいのです…。
アドセンス狩り対策をしていないブロガーは意外と多いですが、被害にあってからでは遅いですよ!
これからアドセンス申請する人は、「初心者必見|Googleアドセンスに合格するための7つのポイント」をご覧ください。
アドセンス狩りを防ぐための5つの対策
アドセンス狩りを防ぐ5つの対策
- プラグイン「AdSense Invalid Click Protector」を導入する
- アナリティクスとアドセンスを連携する
- 不正クリックをGoogleに報告する
- 不審なIPアドレスをブロック
- 放置しているサイトの広告を外す
では一つずつ解説していきます。
1:プラグイン「AdSense Invalid Click Protector」を導入する
「AdSense Invalid Click Protector」とは
アドセンス広告を一定回数以上クリックした訪問者に対して、広告を表示させなくするプラグイン。
万が一不正クリックが続くと、Google先生は事前通告もなしに、突然広告配信を停止してきます。
そんな恐ろしい事にならないためにも、AICPは必ず導入しておきましょう。
「AdSense Invalid Click Protector」の設定方法については、こちらの記事が分かりやすいです。
2:Googleアナリティクスとアドセンスを連携する
Googleアナリティクスとアドセンスを連携することで、
- ページCTR
- インプレッション数
などのデータがチェックできるため、不審なクリックを見抜くことができます。
一般的に平均ページCTRは1%前後と言われています。
普段ページCTRが0%~2%のサイトが、ある日突然6%〜10%になっていたら、ほぼ確実にアドセンス狩りのターゲットになっていると疑いましょう。
ちなみに「ページCTR」とはクリック数/PV数のことです
例えば「100PVに対してページCTRが10%」だとした場合、10回もクリックされていることになります。
どんなサイトでもページCTRが10%を超えたら異常値なので、
なんて喜んで放置しないように笑
3:不正クリックをGoogleに報告する
ページCTRが異常に高くなっていることに気づいた時は、「無効なクリックの連絡フォーム」からGoogleに自己申告しましょう。
アカウント停止される前にきちんと報告することで、
「サイト所有者が意図的にクリック数を稼ごうとしていた訳ではない」
ことをGoogleに伝えられます。
異常を発見次第すぐに自己申告すれば、アカウント停止される可能性を下げられます。
報告しても広告配信が停止されることは十分にあり得ます。
その場合、再度異議申し立てしても意味はないので、報告するときはしっかりデータなどを揃えてからしましょう。
関連記事:
「アドセンス狩り対策|Googleに不正クリックを報告する方法」
4:不審なIPアドレスをブロックする
不審な操作が行われているIPアドレスを特定して、直接ブロックしたりGoogleに報告することもできます。
訪問者のIPアドレスを調べるには「Research artisan」などの、有料のアクセス解析ツールが必要になります。
Googleアナリティクスでは調べられないのが、少しネックですね…。
5:放置しているサイトの広告を外す
複数サイトを運営している人向けの話ですが、放置サイトに広告を貼ったままだと、不正クリックに気づかない可能性があります。
そうすると気づかないうちにアドセンス狩りに遭い、Googleにアカウントを停止させられてしまう危険が…。
不正クリックやアドセンス狩り行為への対処法などは、Googleアドセンスの公式ページにも記載されているので、目を通しておきましょう。
アドセンス狩り対策|まとめ
アドセンス狩りを防ぐための5つの対策
- プラグイン「AdSense Invalid Click Protector」を導入する
- アナリティクスとアドセンスを連携する
- 不正クリックをGoogleに報告する
- 不審なIPアドレスをブロック
- 放置しているサイトの広告を外す
アドセンス狩りとは広告主に対する悪質な嫌がらせであり、初心者ブロガーは特に狙われやすいです。
一度Googleにアカウントを停止させられてしまうと、復旧するまでにかなり手間と時間がかかります。
アドセンス狩り対策をまだやってない、という方は今すぐに対策することを強くオススメします!