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現役大学生が結婚のメリット・デメリットを本気で考える

現役大学生が結婚のメリット・デメリットを本気で考える

みなさんは将来結婚したいと思いますか?

 

当然ですが結婚するにしろ独身にしろ、それぞれメリット・デメリットがあります。

 

結婚は恋愛と違って「好いた惚れた」だけでは踏み切れないもの。

 

そこで今回は大学生なりに考えうる限りの「結婚のメリット・デメリット」を洗いざらいまとめました。

本記事の内容

  • 結婚するメリット・デメリット
  • 結婚と税金控除について

 

今は結婚しなくてもいい時代だからこそ、結婚についてぜひしっかり考えてみましょう。

結婚のメリット

メリット

まずは結婚することのメリットから。

 

  1. 好きな人と一緒にいられる
  2. 家庭を育める
  3. 安心感を得られる
  4. 社会的信用が増す
  5. 家事の負担を分担できる
  6. 税金控除の対象になる

 

好きな人と一緒にいられる

毎日家に帰れば好きな人に会える、とても素敵なことですね。

 

この人とならどんな苦労でも一緒に乗り越えていける!!

 

そんな希望に満ちた結婚生活に思いを膨らませられるのも、幸せなことかもしれません。

 

家庭を育める

家庭を育める

結婚して子どもができたら、温かい家庭を育もう!

そんな家庭像にあこがれて結婚する人も多いと思います。

 

子どもが好きな人なら自分の子どもを授かりたいと思うだろうし、親となった自分も子どもの成長から学ぶことはたくさんあるでしょう。

 

子どもが欲しい人にとっては、結婚してよかったと思う何よりのことではないでしょうか。

 

安心感を得られる

安心感を得られる

いくら結婚したくない、自ら望んで独身生活をしているといっても、ふと何かのタイミングで孤独を感じる瞬間は必ず出てきます。

 

もちろん結婚すれば孤独じゃないとも言い切れません

 

結婚生活がうまくいかず、家庭内で孤立を感じている人も少なくありません。

 

でもいざという時手助けしてくれる人がいるという意味では、独身生活では得られない安心感を手にすることができることでしょう。

 

社会的信用が増す

社会的信用が増す

結婚して一人前

 

この旧態依然とした考え方、ぼくは好きではないですが、正直まだ根強いと思います。

 

特に男性は「社会的信用のために結婚する必要が出てきた」という理由で結婚に積極的になる人も少なくありません。

 

今のご時世結婚の有無でその人の人格を測れるわけがないので、ぼくは早くこの価値観が見直されていくことを願っています。

 

世間体のためにも、とにかく結婚しなきゃな。本当は独身でいたいよ…

 

こうした「望まない結婚」の犠牲になる人も減っていくといいですね。

 

家事の負担を分担できる

家事の負担を分担できる

独身だと身の回りのことはすべて自分でやらなければいけませんが、結婚していればお互いにサポートし合えますね。

 

ぼくみたいに家事が好きでバリバリやっているようなタイプの人からすると、あまりメリットにはならないかも笑
らく

 

税金控除の対象になる

税金控除の対象になる

結婚することで税金の点で実はいくつかのメリットがあります。

 

  1. 所得税の配偶者控除
  2. 贈与税の配偶者控除
  3. 法定相続人として相続税が減額
  4. 保険相続税が減額
  5. 社会保険の扶養家族に入る

 

所得税の配偶者控除

これは結婚している人だけに与えられるメリットです。

 

配偶者控除とは分かりやすくいうと、「家族を養っている人の経済的な負担を減らしてあげますよ!」という制度です。

 

パートナーが以下の条件を満たしていれば、控除として38万円を所得金額から差し引くことができます。

  • 納税者本人と生計を共にしている
  • 配偶者の所得合計金額が年収103万円以下である

 

バイトやパートをやっていると、

103万円の壁を越えないようにしないと!

なんて言いますよね。

 

「103万の壁」を越えないようにする理由こそが、まさにこういうことだったのです。

 

もし妻や子どもがパートやバイトで103万円以上かせぐと、夫は所得控除が受けられず納税負担が大きくなる。

 

「所得税の配偶者控除」は独身にはないメリットです。

しかし独身でも自分でしっかり生計を立てられていれば、ぶっちゃけ所得控除がなくても問題ありません

 

贈与税の配偶者控除

夫婦間にはそれぞれ扶養義務があるため、生活するのに必要な資金(生活費・養育費など)の贈与については非課税です。

 

通常であれば年間110万円以上をこえると贈与税が発生しますが、夫婦間での生活費などの贈与は免税、あるいは一定額の減額になります。

 

夫婦間であっても、やたら大きな金額の贈与を口座を介してやっていたり、住宅を購入したときに所有権を夫婦で折半した場合は贈与税が発生する。

 

それ以前にそもそも独身なら、「夫婦間の贈与」は一切関係ありません。

なので「贈与税の控除」は結婚するメリットというよりは、結婚生活のサポート制度のようなものと考えてもいいかもしれません。

 

法定相続人として相続税が減額

夫婦のどっちかが死亡したとき、その配偶者は法定相続人なので、遺産相続をしたときに相続税がほとんどかかりません

 

相続税の減額は「事実婚」では適用されない。
もし法定相続人以外の人に遺産相続をする場合、遺書を書いておけば相続できるが、受取人が法定相続人ではないので相続税がかかる。

 

もはやこれは死んだときの話なので、メリットというべきか微妙ですが…。

 

一応こういう制度が夫婦間には適用されるんですよ、ということで笑
らく

 

保険相続税が減額

「多額の生命保険をかけて夫を殺害した妻が逮捕…」

 

昼ドラには欠かせない?お決まりパターンですが、万が一夫婦のどっちかが死亡して死亡保険を受け取る場合、相続人一人あたりで500万円の非課税が適応されます。

 

これもどっちかが死亡してからの話なので、もはや独身の人にはほぼ関係なさそうですが…。

 

社会保険の扶養家族に入る

任意保険とは別に「強制適用保険」として国民全員の加入が決められているのが、社会保険です。

中学・高校時代の社会の授業を思い出しましょう!!笑
らく

 

社会保険には、

の5種類があります。

 

そして本人が社会保険(健康保険、厚生年金保険)の加入義務者ではなく、年収130万円未満だと夫(配偶者)の扶養に入ることができ、夫(配偶者)の保険料支払い負担が減ります。

 

今回の記事は保険の解説じゃないので、これ以上詳しくは書きません。

 

…が、結婚することで初めて適用される制度がいくつかあることは、結婚前に把握しておきましょう。

 

 

結婚のデメリット

デメリット

  1. 離婚のリスクが生まれる
  2. 金銭的な自由が制限される
  3. 自由に使える時間が激減する
  4. 親戚付き合いが負担になる可能性あり

 

結婚した瞬間に離婚のリスクが生まれる

誰だって結婚するときに、離婚を想定している人はほとんどいないはず。

 

でも結婚するからこそ離婚する可能性が必然的に生まれます

 

結婚は友だち付き合いや恋愛とはちがいます。

 

結婚という”法的”な婚姻関係を結んだ以上、万が一離婚することになった場合のお互いのリスクの大きさまで考える必要があります。

 

離婚に伴うリスクの

  • 慰謝料(離婚原因による)
  • 親権者問題(子どもがいる場合)
  • 社会的信用や世間体に関わる?
  • 資産分割問題

 

大学生なりに頭をしぼっただけでも、これだけの問題が離婚にはあります。

 

結婚したあともパートナーに誠実でいられる自信のない人は、結婚するとこういうリスクがあることを覚えておくべきでしょう。

 

特に資産分割について、「住んでいた家をどうするのか」は大きな争点になる可能性が。

 

自由なメモ

例えば夫が自宅のローンを全額自腹で組んでいたり、家賃を払っていたとしても、一度結婚して同じ屋根の下で生活すれば、それは「夫婦の共有資産」扱いになる。

一方的に所有権を主張しても、簡単に承認はされない。

 

そうした大きなリスクを背負うことと結婚生活を天秤にかけて、お互いのためにも冷静な判断をしましょう。

 

金銭的な自由が大幅に制限される

結婚したくないと考える人の多くは、これが理由の一つにあると思います。

 

結婚したらこれまでの独身生活と同じような金銭感覚ではいられなくなります。

 

自分で稼いだお金は「自分一人のお金」から「家族のお金」に変わります

 

子どもができたら養育費もかかります。

 

「自分のお金は自由に使いたい」と思う人にとって、結婚は不自由極まりないものになってしまい、大きなデメリットと感じるでしょう。

 

ぼくも正直、「自分のお金を自由に使えなくなる」ことへの抵抗感はハンパないです…笑
らく

 

自由に使える時間が大きく減る

結婚した以上、家庭に対する責任を持たなければいけません

 

一人で気ままにやっていた独身時代の感覚のままではだめ。

 

結婚したパートナーや子どもとの時間を優先しなければいけない場面も、たくさん出てきます。

 

一方で独身だったら、休みの日に何をするかは全て自分の自由!
らく

 

自己管理がきちんとできる人なら、結婚生活は足かせになるかもしれませんね。

 

親戚付き合いが負担になる

結婚相手の家族との付き合いはとても大事になってきます。

 

良い関係を築くためにも、何かと気をつかうことも多いでしょう。

 

親戚づきあいや家族ぐるみの集まりごとが好きな人なら大丈夫かもしれませんが、親戚同士の集まりが苦手な人にとってはもはや苦行

 

ちなみにぼくは、昔も今も親戚付き合いがほとんどないので、煩わしさとかはありません!
らく

 

 

樹木希林さんの言葉

最後に女優・樹木希林さんが残された言葉をご紹介します。

 

樹木希林さんの人生観はとてもユニークであると同時に、没後の今なお多くの人々の共感を呼んでいます。

 

その中でもぼくが特に共感したのが、この言葉。

 

「結婚なんてのは若いうちにしなきゃダメなの。物事の分別がついたらできないんだから」

 

本当に核心をついていると感じました。

 

恋は盲目でもいいけど、結婚は盲目じゃいけません

 

感情に流されることなく、自分の性格や描いている将来像をしっかり考慮した上で、結婚について考えることも大切ですね。

 

あくまで一個人の考え方ですが、ぼくはこうしたメリット・デメリットを踏まえた上で、今のところ結婚しない人生を選択しています。

 

結婚って、不思議ですね…
らく

 

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