ディライーヤは2010年に世界文化遺産に登録された都市遺構であり、現在のサウジ王家であるサウード家発祥の地でもあります。
歴史好きとしては絶対に行きたい、ということで実際に今回訪れてみました。
メモ
- 訪問時期:2022年10月末
- 1リヤル=約40円
ディライーヤへの行き方
例にもよって、ディライーヤまで行ける公共交通機関はない(2023年1月現在)ので、Uberかタクシーで行くことになります。
Googleマップで「ディライーヤ」と検索するとかなり広範囲に渡るエリアがヒットしますが、観光で訪れることになるツライフ地区は以下の場所です。
ただし車で直接ツライフ地区の入り口前まではいけないので、私は以下のマップに表示してある「Bujairi Terrace Drop Off」というタクシー乗り場までUberで連れて行ってもらいました。
ここで降りるとちょうどディライーヤのサービスエントランス前に着きます。
土地整備中で閑散としたサービスエントランス周辺
宿泊しているホテルからディルイーヤの降車ポイントまで、Uberで39.30リヤル(約1,450円)でした。
帰りは同じ場所からUberを呼びました。
リヤドはUberがたくさん走っているので、5~10分くらいですぐ迎えにきてくれると思います。
ディライーヤを実際に訪れてみた(2022年10月)
私がディライーヤを訪問したのは、2022年10月末でした。
ただなんと、いざ行ってみると辺り一帯が整備工事の真っ只中で、ツライフ地区含めて周辺の施設は全てクローズしていたのです。
Jawzat Ad Diriyah Park付近
何しろ最新の情報がほぼヒットしないため、稼働状況は現地に行って確かめるしかないという状態だったのですが、残念ながらタイミングが悪かったようで…。
あとGoogleマップの営業時間の情報はあまりあてになりません。
Jawzat Ad Diriyah Park付近
周辺には現場作業員や警備員しかおらず、観光客らしき人の姿は一切ありませんでした。
なので観光することは半ば諦めていたのですが、たまたま地元の家族連れと出会い、「中に入れますよ、私たちも今観光し終わってこれから帰るところなんです」というナイスすぎる情報を教えてもらいました。
結論この家族のファインプレー?のおかげで、ディライーヤの一部を無事に観光することができました。
右側にはMinistry of Culture(文化省)の建物
周辺では警備員や作業員が普通に仕事をしていましたが、特に何も言われず普通にスルー。
オープン前のAtturiaf Visitor Centre(ビジターセンター)
写真の空中遊歩道を渡った先にあるのが、完成前のビジターセンターです。
しかし空中遊歩道の入り口は通行止めになっていたため、向こう岸のツライフ地区に行くことはできませんでした。
なので残念ですがツライフ地区は遠目に見るだけ…。
写真からも分かるように至るところで作業が行われており、どう見てもオープン前で一般立ち入り禁止っぽい雰囲気があるのに、普通に歩き回っても大丈夫という奇妙な状況はちょっと面白かったです。
完成予想図のようなものを発見。
辺り一帯は一新されすぎており、遺跡の修復というよりはテーマパークに近いものが出来上がりそうな予感がします。
Mosque of Mohammed bin Abdul Wahab
まとめ
至るところで整備作業が進められているため、オープンはまだ先になりそうな感じでした。
私は10月末に行ったので酷暑というほどではありませんでしたが、それでも日差しは凄まじく直射日光に当たっていると焼けるように暑かったです。
周辺に買い物できる店は一切ないため飲み物は必ず持参し、木陰に入りながら散策しましょう。
ディライーヤについてはサウジアラビア政府観光局のHPにも、日本語対応の紹介ページがあるので、ぜひそちらも参照してみてください。
▼サウジアラビア政府観光局HP
https://www.visitsaudi.com/ja/see-do/destinations/diriyah