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【サウジアラビア旅行記】入国前と到着後にすること【2024年2月】

2022年11月22日

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今回はサウジアラビア渡航に際して、日本に出発する前にすることとサウジアラビア到着後にすべきことをご紹介します。

 

私は2022年10月下旬〜11月中旬にかけてサウジアラビアを訪問したため、情報としては比較的新しいので参考になると幸いです。

 

日本出国までにやっておくこと

日本を出発する前に予めやっておくことは以下の2点です。

  1. 観光ビザの申請・取得
  2. Arrival Platform(Muqeem)の登録

1: 観光ビザの申請・取得

サウジアラビアに入国するためにはビザが必要です。

コロナの影響で一度停止されていた観光ビザの発給は20231月現在再開されており、サウジアラビア 政府観光局の公式HPからオンラインで申請・取得が可能です。

▼サウジアラビア政府観光局公式HP

https://www.visitsaudi.com/ja

 

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サウジアラビアの観光ビザ取得方法と申請手順解説【2024年2月】

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2: Arrival Platform(Muqeem)の登録

2023年1月現在、サウジアラビアに入国する外国人はワクチンの接種有無に関係なく全ての人が、渡航出発前72時間以内Arrival Platform(Muqeem)に登録する必要があります。

 

私は日本を出発する日の前日に登録しました。

ワクチンの接種状況などについていくつかの質問項目に回答するだけなので、5分くらいですぐ終わりました。

 

なお渡航出発前72時間よりも前には登録できないので、実質的には3日前から登録できるものと考えてください。

 

Arrival Platform(Muqeem)の登録手順

入力項目自体はそこまで多くないので、5分程度で簡単に終わります。

 

Arrival Platform(Muqeem)

まずは渡航者情報の選択。

私はワクチン接種済みなので、「Vaccinated Visitor」を選びました。

ワクチンを接種していない人は「Not Vaccinated Visitor」を選びましょう。

 

 

Arrival Platform(Muqeem)

次に出発する国(Departure Country)と国籍(Nationality)を登録します。

 

なおワクチン接種済み訪問者としての登録条件に関する注意事項が色々と記載されていますが、いずれも基本的な内容なので特に問題はないと思います。

ワクチン接種済みの訪問者の登録条件(翻訳済み)
1- ワクチンタイプ欄に記載されている、英国で承認されているワクチンのいずれかを接種していること。
2- ワクチン接種証明書は、渡航先の国の公的保健機関(保健省または公認の保健機関)によって証明されることが必要です。
3- 出国時に証明書の原本を持参してください。
4- 王国に出発する前に、最大72時間以内に入力すること。
5- 搭乗券の発行時および入国時に、入力された情報が正確であることを確認します。これらの要件に従わない場合、王国への入国を阻止され、法的な影響を受ける可能性があります。
6- 到着前にTawakkalnaアプリをダウンロードし、到着後に登録してください。

 

 

Arrival Platform(Muqeem)

続いて渡航者の個人情報を記入します。

Airlines(航空会社)やFlight Numberなどは、Arrival Platform(Muqeem)を記入している時点ですでに航空券を取っていると思うので問題なく記入できるでしょう。

 

Vaccination Doses Count(ワクチン接種回数)は私の場合は「3」を選択しました。

 

 

Arrival Platform(Muqeem)

次に接種済みワクチンの情報を入力していきます。

 

私はデジタル庁のワクチンパスポートアプリを取得していたので、それを見ながらVaccine Type(ワクチンの種類)やDoes Date(接種日)を記入しました。

全て記入したら「Submit」を押しましょう。

 

 

Arrival Platform(Muqeem)

最後にこの画面が表示されれば、Arrival Platform(Muqeem)への登録は無事に完了です。

 

▼在サウジアラビア日本国大使館(参考資料)

サウジアラビアにおける新型コロナウイルス関連情報

 

【補足】ワクチン接種証明書の取得について

20231月現在、サウジ入国の際にワクチン接種証明書やPCR検査の陰性証明書の掲示・提出は必要ありません

 

新型コロナウイルスに関する情報について(2024年2月現在)

現在、サウジへの渡航に際し、コロナ検査陰性証明書及びワクチン接種証明書の提出は不要です。
入国要件は変更される可能性もありますので、渡航前に在京サウジアラビア大使館や航空会社に最新情報をご確認ください。

引用:在サウジアラビア日本国大使館HP

 

実際私も今回入国した際に、入国手続きでワクチンの接種証明書やPCR検査の陰性証明書などの提示は一切ありませんでした。

また空港でのPCR検査実施もなかったため、感覚的にはコロナ前の入国手続きとほぼ変わりません。

 

しかしワクチン接種証明書自体は日本を出発する前に予め取得しておくことをおすすめします。

というのもサウジアラビア入国の際には必要ありませんが、日本に帰国する時に接種証明書が必要だからです。

 

 

私もサウジアラビア(リヤド)から日本に帰国する際に、フライトのチェックイン時に航空会社のカウンターでワクチン接種証明書の掲示を求められました。

もしこのとき接種証明書がなかったら、航空券を発券してもらえないことはないにしても、色々と手続きが面倒なことになっていたかもしれません。

 

なのでワクチン接種証明書は日本出発前に取得しておくことをおすすめします。

 

 

サウジアラビア到着後にやること

King Khalid International Airport

サウジアラビアに入国した後にすることは主に次の2つです。

  1. タワッカルナー(Tawakkalna)の登録
  2. SIMカードの購入

 

1: タワッカルナー(Tawakkalna)の登録

タワッカルナーとはサウジアラビア政府公式の健康管理アプリで、コロナ対策の一環としてリリースされたものであり、日本でいうCOCOAに近いアプリです。

 

▼【参考資料】タワッカルナー(Tawakkalna)の詳細について

サウジアラビアの新型コロナウイルス対策 関連アプリとデジタルツールの普及

 

タワッカルナー(Tawakkalna)は2024年2月現在、従来の掲示義務は免除されています。

施設・イベント等への入場、航空機への搭乗、公共交通機関の利用に際して義務付けられていた、タワッカルナー・アプリ(Tawakkalna)提示による免疫保持状況の確認義務は解除(免疫保持者の場合、アプリで Immune(緑色)が表示される)。

ただし、確認の継続を希望する施設・イベント等及び公共交通機関は除く。

引用:「サウジアラビアにおける新型コロナウイルス関連情報」(在サウジアラビア日本国大使館)

 

そのため私は今回2週間近く滞在しましたが、一応アプリ登録したものの実際に使う場面は1回もありませんでした。

 

とはいえ完全に免除されたわけではなく施設によりけりなので、マストではなさそうですが余裕があればアプリ登録しておくと、いざという時に安心かと思います。

 

 

2: SIMカードの購入

空港に着いたらまずはSIMカードを購入することを強くおすすめします。

 

なぜならサウジアラビアにおける市内の移動手段はUberやタクシーが基本となるからです。

特にサウジでのUberはタクシーよりも安い上に明朗会計で、目的地に確実に連れて行ってもらえるのでおすすめです。

 

私自身もそうでしたが思った以上にUberを使う機会が多いので、もし出先でWi-Fiなりモバイル通信が使えないと、Uberが呼べずに詰んでしまいます

 

SIMカードを入れておけばWi-Fiがなくてもモバイル通信でネットが使えるので、サウジにおいてSIMカードは特に必須だと感じました。

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実はこれまでUberしたことがなく、人生初Uberが海外でなおかつ12回も利用するという経験を今回しました。

 

 

ちなみに私は10日間の滞在で5GBSIMカードを買いましたが、最終日の時点で利用状況が3,6GBでした

一番データ量を食ったのは、やはりGoogleマップです。

 

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【サウジアラビア旅行記】空港でSIMカードを購入した話

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まとめ

以上、日本を出発する前に予めやっておくべきことと、サウジアラビアに到着してからすることを解説しました。

 

サウジアラビア旅行に関する情報はまだかなり少ないので情報集めに苦労すると思いますが、サウジの情報は非常に流動的なので、常に最新情報を確認するようにしてください。

 

 

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